2009年4月ボ会
2009 年 4月 30 日 木曜日月例で主催しているボードゲーム会、ボ会です。今回の参加者は47名。新宿の会議室を借りての開催。じわじわ増えてるのがうれしいなあ。
ボ会も人数が増えてきて、ボードゲーム所持者も多くなってきた。自分が持っていくゲームの数はだんだん少なくても大丈夫になってきていて、アレコレたくさん持っていくというよりは、今回はこれをやろう、と絞って持っていくようになってきている。
さて、そんなわけで、今回これをメインで紹介しようと思って持って行ったのは「もっとホイップを!」。
切り分けられたホールケーキを選ぶとき、このピースが大きそうだからこれにしよう!いやでも向こうのピースはイチゴが二つ乗ってるからやっぱりあっちにしようかな・・なんて悩んでしまった経験、ありますよね。このゲームはそんなジレンマをうまくゲームシステムに落とし込んであって、悩ましいし、おもしろい!さらに見た目もカットされたケーキのピースを模した扇形のパネルがかわいくて、久々にビビッときた良ゲーム。
女の子ウケがよかったのは予想どおりだったけど、ボ会参加2回目の男子が「これは今までやった中で一番おもしろい!」とまで言っていたのが印象的。箱も小さいので定番になりそう。
もうひとつ持っていったのは、定番といえば定番だけど、それにしてはボ会ではあまりプレイされていない気がする「カルカソンヌ」。
自分の手下を派遣して領土を拡大していくゲーム。ほどよくまったりしたゲームなので、割と初心者ウケがいい。
今回、これも女子ウケしたなー。必死じゃない感じが受け入れやすいのかも。プレイスタイルにもよるけど、あんまり邪魔し合うようなゲームじゃないのもいいのかな。
コンパクト版を買ったので、これも頻繁に持参していきたい。ボ会常連にも意外と「やったことない」って人が多いんだよな。
他にも定番ゲームからマニアックなものまで、様々なゲームがプレイされてた。広い会議室での開催は全体がよく見えてやっぱりいいなあと。
2009年3月ボ会
2009 年 3月 31 日 火曜日毎月1回「ボ会」というボードゲーム会を主催してます。3/28にそんな月例のボ会が開催されました。
今回の場所はボ会ではおなじみ、西新宿の串天ぷら屋「段々屋」でした。例によって土曜の昼・準備中の店内を借りての開催です。今回の参加者はのべ40名。ちょっともう段々屋では手狭になってしまってるんで、次回は違うところにしなきゃいけないかも。
さすがにもう全体は把握しきれてないので、今回は特に自分がインストしたもので印象に残ったものを。
まずは、今回はこれのおもしろさを伝えるぜ!と意気込んで持参した「ブラフ」。
ボードゲームの世界では最も大きい賞のひとつを受賞している有名な作品にも関わらず、今まで人にプレイさせると「?」な反応が返ってくることが少なくなかった。
タイトルのとおり、ハッタリをかますことがこのゲームのおもしろさだと思うんだけど、普段ゲームをあまりやらない人にとっては嘘をつくのは敷居が高い。とりあえず僕が積極的に嘘ついたり、他の人がなにげに言った言葉をわざと疑い続けるようにして、場に疑心暗鬼な空気をつくっていってみました。人を疑い始めると、自然と自分も嘘をつくようになっていくはず。最終的には予想どおりだんだんと嘘をつきやすいいい雰囲気になった気がします。なんとかおもしろいと思ってもらえるところまではいったような気がするけど、どうだろう?
「バウザック」は積み木で一番高い塔をつくった人が勝ちというシンプルな勝利条件ながら、いろんな形の積み木から欲しいものをオークションで競り落として手に入れていくという一風変わったゲーム。
今回はみんなすごくうまくて、個性的な形の塔が立ち並ぶ姿は勝ち負け抜きにしてもすごくおもしろかった。
見た目も派手でルールもわかりやすく、初心者受けするゲームなので、これからもボ会には積極的に持参しよう。
あとは今回はプレイ時間が2時間くらいの比較的重めのゲームが多く遊ばれていたのが印象的でした。今までは短時間で終わるルールの簡単なものが好まれていた印象だったけど、ボードゲーム慣れした参加者が増えてきたのかな。
来月は僕もやや重めのゲームを持参しようかな。ボ会が終わったあとは、いつもその余韻が残って、しばらくの間すごくボードゲームをやりたくなってしまう。
World of Warcraft: The Board Game
2009 年 3月 25 日 水曜日正直目を疑いました。なんというボリューム感!
僕は「World of Warcraft」というオンラインゲームを3年くらいにわたって断続的にプレイしているんですが、先日そのオフ会に参加したところ、なんと噂の「World of Warcraft: The Board Game」を持参してきてくれた方いたのです。
「World of Warcraft: The Board Game」は元のオンラインゲームのエッセンスを、そのまま盤上に再現したといわれるボードゲーム。ゲームショップで何度か見かけたことはあって、WoWプレイヤーにしてボードゲーム好きとしては気になってました。
というわけでプレイさせていただけることになったんですが、なんとも付属品の多いこと!ざっと見ても数十個のフィギュア、巨大なゲームボード、A4サイズほどのキャラクターシートが10枚ぐらい、大量のカード、大量のサイコロ!広げただけですごい面積!
アルコールが入っていたこともあり、正直ゲームシステムの細かいところはあまり理解していなかったんですが、3対3で対戦するというシステムのおかげでチームメイトに助けられながらプレイしてました。チーム戦のボードゲームはあんまりないから、これは新鮮だった。
システムはやや複雑すぎるように思ったけど、マニアには逆にこれがたまらないんだろうか。クエストをこなして、レベルアップしたり武器やスキルが強くなっていくのは楽しかったな。今度は飲んでないときに、きちんとシステムを理解したうえでプレイしたい。
World of Warcraft (輸入版)
Blizzard Entertainment
元ネタのこちらもかなりおもしろいので、英語に抵抗がなければ是非。Macでもできます。僕はThaurissanというサーバーで、Horde陣営でプレイ中。
amazonだと即日発送です。
8月裏ボ会後編
2008 年 8月 27 日 水曜日人狼をやったあとは2つの卓に分かれてそれぞれプレイ。
僕は「キャメロットを覆う影」をプレイした。
「キャメロットを覆う影」は円卓の騎士をモチーフにしたゲームで、全員で一つの目的を果たすために奮闘するという、協力型の珍しいゲームだ。
通常ルールだとここに裏切り者が一人混じっているのだが、今回は全員初プレイということで裏切り者はナシでプレイした。
写真はもう敗北寸前の場面。
うーん、これはちょっと、まだルールがちゃんと押さえられてない感じがするなあ。おもしろいのかどうか今ひとつ分からない。やはりちゃんと裏切り者を入れないと駄目なんだろうな。時間がかかるしルールもそれなりに複雑なので人を選ぶゲームだけど、機会があればまた遊んでみたい。
そっちのテーブルでは「シャドウハンターズ」がプレイされてた。
えらく好評で、なんか男心をくすぐられるんだそうだ。RPG的な感じがまた琴線に触れる、らしい。今度やらせてもらおう。
次は「コロッサルアリーナ」と「アンダーカバー2」に分かれてプレイ。僕は「コロッサルアリーナ」を。写真撮り忘れた!
「コロッサルアリーナ」はモンスター闘技場で金をかけて遊ぶゲーム。ドラクエみたいだ。
自分が最もお金をかけてるモンスターの後見人になることもできて、そうなるとそのモンスターの特殊能力が使えるようになったりします。
最初つかむまで少しかかったけど、これはおもしろい!1プレイで使うモンスター数よりたくさんのモンスターがセットに入っているので、その組み合わせでプレイ毎に変化をつけられる
のもよかった。良ゲー判定でました。
そうして夜もふけ、2名ほど寝オチする中8月のボ会も幕を閉じるのでした。また来月!
8月裏ボ会前編
2008 年 8月 26 日 火曜日ボ会のあとの反省会のさらにあと、朝までゲームをやる「裏ボ会」がこっそり行われるのである。そう、こっそりのはずだったのだが、なんと8月は12人も残ってしまった。びびった。
12人もいるんでまずは軽く人狼やろうぜということになった。僕はボ会ではいつもマスターをやっているので、今回は久々にプレイヤーとして人狼に参加することになる。緊張して役割カードをひくとなんと人狼を引き当ててしまった。いっしょに人狼になったのは、ボ会でも人狼役をやっていたkano-eさん(どうしても疑われやすくなる)と、その正直さゆえに発言がなぜかいつも疑わしく見える(失礼!)tomisimaさんの2人。これは波乱の予感がするぜ!と思ったら案の定なかなか荒れたゲーム展開に。
まずけっこう早い段階でtomi-eさんが疑われリンチに。残った狼は僕とtomisimaさんになってしまったのだが、ここで神占い師junichiro氏がカミングアウト。なんとたった二晩で僕とtomisimaさんの正体を見破っての、ほぼ勝利宣言ともとれる発言。これはマズイ!と思いながらも必死さを押し殺しながら自分は村人だと言う。この時点で残りの人数は人狼2人、村人6人。こうなったらもう、junichiroさんが人狼でニセ占い師を演じているというシナリオを信じさせていくしか道はない。かなり厳しい状況である。
とにかくまずは自分は村人だと必死にアピール。自分は村人なので、僕を狼だというjunichiroさんは間違いなく狼だ!と、もうとにかく言いまくる。そしたらうまいことに、なんとこの日リンチに合ったのは僕でもtomisimaさんでもない普通の村人!tomisimaさんが保安官で二票持っていたのがすばらしかった。これはもしかしたら奇跡が起こるんじゃないかとおもった。
その日の夜は誰を殺したんだか忘れたが、えーと確か瀬筒くんだったかな。とりあえず人狼慣れしていて、発言のほころびに気付きそうな人を消しておいた。
翌日、さっきの昼になぜ僕かtomisimaさんを殺さなかったのかという議論になり、僕かtomisimaさんかどっちかを殺そうという流れになるが、必死のアピールが功を奏したか、僕ではなくtomisimaさんが撃沈。助かった!
ここでtomisimaさんは後任の保安官を任命しなければならない。ここは今回判断がすごく難しかったところだったと思う。tomisimaさんにしたら僕に譲りたいし、僕も欲しいとこだが、そうすると僕がかなり疑われそうな空気だ。tomisimaさんはとりあえず当たり障りのなさそうだったhigetakuに保安官を渡した。今思うとここで保安官を僕に渡しといてもよかったのかなと思う!でもそれは結果を見ての話なのでなんとも言えない。
こうなると理想はこの晩higetakuを殺しhigetakuが後任に僕を選ぶこと。しかし願いは届かず後任の保安官は普通の村人の手に。
ただ、彼が占い師のjunichiroさんを後任にしなかったのが唯一の光明。僕よりjunichiroさんが疑わしいと保安官に思わせれば勝てる状況になった。(今思うとここでhigetakuを殺したのはミスだった。junichiroさんが保安官になったら負けがほぼ確定するので、そうなるリスクは避けるべきだった)
さて、最後の昼。村人は3人でうちひとりが僕の正体を知るjunichiroさん。そして人狼が僕ひとり。この昼生き残れば、夜に人狼と村人の数がいっしょになるので人狼勝利である。junichiroさんは僕を狼だと言い、僕はjunichiroさんが狼だと言う。そして村人2人をどっちが説得できるか。そんな戦いになった。
当然のごとく占い師であるjunichiroさんは、見た事実として僕を狼だと責めたてる。僕は彼が占い師のふりをして村人を全滅させ、巧妙な人狼として伝説になろうとしているんだと嘘をつく(うまいことに前回、人狼が占い師を演じて勝利、神扱いされてた)。こうなるとあまり必死すぎても印象が悪くなるし、しゃべらなすぎてもマズい。僕としてはこの日とおして一番高ぶった場面だった。
結果、村人2人は1人ずつ僕とjunichiroさんに票を入れた。引き分け!
だが、僕に入れたほうが保安官で、二票ぶん入った僕があえなくリンチに合うこととなってしまった。くそー!負けた!
負けたは負けたが、一時ほぼゲームオーバーかと思ったところからここまで粘ることができたんで満足した。いや、満足はしてない。勝ったら伝説になったのに!くやしい!
思わず長くなってしまったんで、裏ボ会後編に続く。