レンガ積み職人の話

 今月はじめにゲームの仕事がマスターアップを迎えて気が抜けたのもつかの間、その他の仕事が最近かなり多くてちょっとあっぷあっぷ状態。目の奥が痛い。

 きつくなってくるとだんだんやる気そのものが減退していきそうになる。そんなとき、高校の恩師が言っていた「レンガ積み職人の話」を思い出す。確かこんな話だった。

 昔々、とあるヨーロッパの建設現場に同じレンガ積みの仕事を任されている3人職人がいた。

 そのうち一人に「あなたは何をしているのですか?」と聞くと、「見ればわかるだろ、レンガを積んでいるんだ」と言った。

 もう一人に同じことを聞くと、「レンガはひとつひとつ微妙に色が違う。私はこれで絵を描いているのだ」と言った。

 最後の一人にも同じことを聞いた。すると彼は「私は立派な教会を作っているところだ。この素晴らしい教会ができたら、私は孫を連れてこの教会を訪れるのだ」と言った。

 同じ作業をしていても、見ている視点によって感じ方は大きく異なる。
 今やっている仕事には大きな意義があるのだと思って、目の前のことを少しずつ片付けていきたい。

※この話はキリスト教国における「教会」の持つ意義を理解しないとちゃんと理解できないと言われた。キリスト教国では、町にある教会はそこに住む者にとって非常に大きな意味を持つらしい。

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