ドラクエ好きなおばさん

 近所の寿司屋にランチを食べに行ったときのこと。

 時間が遅めだったので、店の中にはほとんど客はなく、僕らと、少し離れたテーブルの50代くらいのおばさん二人組だけだった。

 注文をして待っている間、おばさん達の会話から「ドラクエ」という言葉が聞こえてきて思わず聞き耳を立てた。

 「ドラクエ?ドラクエってテレビゲーム?」
 「そうよ、ロールプレイングゲーム」
 「へえーおもしろいの?」
 「おもしろいわよ」
 「うちの孫もよくやってるわー。スーパーマリオ?とかそういうやつ」
 「ああいうのはダメよ。ストーリーを読みながら、謎を解いて、経験を積んでレベルを上げていくようなやつがいいのよ」
 「謎を解くの?難しくないの?」
 「ちょっと難しいんだけど、本が売っててね、そういうのを見ながらやるのよ」

 どうやら片方のおばさんは、RPGが好きらしい。そうだよ、こういうおばさんがいたってちっともおかしくないよな。ゲームはしっかり大人が楽しめる娯楽だよ。

 この日のすぐあとに秋葉原の通り魔事件が起こって、案の定マスコミはいっせいにゲームを叩きだした。しかも今回は凶器となったダガーナイフがドラクエにも出てくるとか言い出している。

 あのドラクエファンのおばさんに、こういうマスコミの言ってることをどう思うか、聞いてみたいと思った。世間とずれているのは、マスコミか、それとも僕らゲームファンなのだろうか。

“ドラクエ好きなおばさん”への6 件のコメント

  1. ash

    マスコミです。
    ああ、ドラクエやりたい。なんだか。
    (おばさん代表)

  2. 佐々木

    マスコミなんですか!?
    ドラクエやりましょう。1がいいですよ、1が。僕は最初の町で「どうのつるぎ」買うまで粘るタイプです。

  3. ash

    言葉がとても足りませんでしたが、
    最後の問いに対するマイアンサーが「マスコミ」です。
    どうのつるぎ…どうだったかな。
    1ではモンスターが落とすことはなかったっけ。
    私もけっこうその街の最強武器を手に入れるタイプだけど
    最初のうちはお金がないので妥協したかも。

  4. 佐々木

    ああ、なるほど!<マスコミ
    マスコミが使う「わたしたち」とか「我々」とか「国民」という主語を見るといつもイライラさせられます。。全然我々を代弁していないと思うんですけどね。どうなんでしょう。
    僕もその町の最強をなるべく手に入れたい方です。どうのつるぎは最初の町での最高の武器で、しばらく周辺で敵を倒し続けてないと手に入らないんですよ。でも、手に入れたからといって劇的に変わるわけでもないんですが…自己満足ですね。

  5. ash

    >マスコミが使う「わたしたち」とか「我々」
    ときには「正しいこと」を言っているかもしれないんだけど、なんか白々しいよね。
    誰に向けてその言葉を発信しているのかがよくわからない。
    整ってるけど心に響かない。
    まあ、公共性の高い場での発信なので、そうならざるをえないのかもしれないんだけど、
    「その根拠はなに?」「で、だから何なの?」「だから具体的にはどうすりゃいいってお考えで?」という疑問ばかりが残ります。
    ひとことで言えば、「どっかで耳にしたことのあるきれい事」だからイラッとするんじゃないでしょうか。
    いかん。ドラクエで和むべき時がまたやってきたのかもしれん。

  6. 佐々木

    勝手に「正しいこと」を定義してしまっているような感じがするんですよね。それが白々しい。「許せませんね」とかニュース番組で軽々しく言う言葉じゃないと思います。
    とりあえずashさんはドラクエやってください!(笑

コメントください