2008年 2月

「わたしのきもち」新オープニングと新エンディングの撮影をしてきました

2008 年 2月 27 日 水曜日

 来年度から新しくなる、NHK教育テレビ「わたしのきもち」のオープニングとエンディングの撮影をしてきました。

 ディレクターの潮永さん直筆の、キモッチがぴったりはまるコスプレ板?のようなもの。新エンディングはこれを使って撮影します。

 潮永さんは現場でもカメラ映りを確認しては、熱心に色を塗り直したりしていました。

 オープニングは写真を撮っているヒマがなくて画像はないんですが、造形の山下さんの作ったキモッチスタンプがすごくよくできていました!どんなオープニングになるのかは4月からの放送をお楽しみに。

 明日も午前中に通常のキモッチの撮影があったり、来週はまた「ぶか」の撮影があったりと、新年度をひかえて、アニメーションの仕事は今が通年での忙しさのピークを迎えている感じです。

「わたしのきもち」NHK教育テレビ
金曜日 午前10:30〜10:45(15分)
[再放送] 木曜日 午前 9:15〜9:30(15分)

学校の授業ってもっとおもしろくできるだろ

2008 年 2月 26 日 火曜日

 ゲーム制作には、おもしろさやモチベーションを引き出す様々なテニクックがあります。例えば、難しすぎもせず簡単すぎない絶妙な難易度設定や、うまくできたときに適度なご褒美をあげたり、他者やコンピューターと競わせたり、何かをコレクションさせたり、運の要素を入れてみたり。多種多様なおもしろさが多くのゲームデザイナーによって発見されてきました。

 こういう、いわゆる「ゲーム文法」というようなものは、いろんなものに応用ができると思うんです。

 例えばゲームデザイナーを学校に一人ずつ常駐させるか、教員にゲームデザインを教えるようにしてゲーム文法をうまいこと学業に取り込めば、学校の授業も今よりもおもしろくなって、学力だって相当上がるんじゃないでしょうか。

 「脳トレ」や「英語漬け」の例を出すまでもなく、学校の授業も、ゲームも、「新しい知識やスキルを習得」して、それを「よりうまく使えるようになる」という意味では共通なわけです。それなのに、感じられるおもしろさには雲泥の差がある。
 何が違うかと言うと、きちんと楽しませたり、モチベーションを維持させたりというゲームデザインがしてあるかどうかで、ここを埋めてやれば学校の授業だって時間を忘れて没頭できるものにできるはず。

 勉強ができないのは、生徒のせいもあるかもしれないけど、授業がつまんないからというのも大きいと思うんですよね。誰だって、クソゲーを何時間もやるの苦痛だもん。
 苦痛に耐えて忍耐力がうんぬんと言う人もいると思うんですが、モチベーションが高ければちゃんと楽しみながらだって忍耐力つけられるんじゃないかなあ。だってあんなにアホみたいに難しくて、めちゃくちゃ苦しめられた大魔界村も、血のにじむような努力をして、最後はクリアできたし。

 任天堂が私立の学校とか作ってくれないかなあ。ウチの子とかそこに入れたいわー。

"しだるま" の言語センスに脱帽!

2008 年 2月 25 日 月曜日

 よく電車の中吊り広告で「しだるま」という形容詞?を目にしてたんですよ。

 ”女子アナしだるま写真!”とか”しだるま発掘人妻劇場”みたいな感じで使われているし、言葉もなんだか卑猥な感じなので、そういう方向の言葉なんだろうけどいったいどんな意味なんだろう?と疑問に思ってたんです。ついに今日、その意味がわかりました。

 「まるだし」を逆さから読んだ言葉なんですね。

 これはすごい。同じ意味で使っていても、「しだるま」は「まるだし」に比べるとかなりエロスが増しているように感じられるし、言葉に出してみると、なんだか勢いのようなものまで感じさせます。さらに「まるだし」の感じさせる滑稽さを打ち消している!

 ほんのちょっとした変更なのに、エロな用途に向けてかなり適応させているな、と感じました。考えた人のセンスに脱帽です!

 んで、よくよく考えてみたら、きっと2ちゃんなんかではこういう言葉の進化って日常茶飯事で起きているんですよね。まとめサイトをいくつか巡回しているだけですが、どんどん言葉やその意味が変形していってる感じがします。以前は「w」は嘲笑的な意味合いだったのに、今は「(笑)」のほうが嘲笑っぽかったり。

 きっと僕が知らないだけで、「しだるま」のように優れた言葉がたくさんあるんでしょう。日本語が乱れてるとか言いますが、言語センスのある人には、どんどん新しい言葉を創出して欲しいなーと思います。

軽く考えてたけど画面の向こうには本当に人間の群れがいた

2008 年 2月 24 日 日曜日

 つい先日、「はてブニュースに載ってびびりまくってエントリー消さなきゃとかなんかとにかくあたふた」というエントリーを書いたんですよ。僕は去年の11月からブログをはじめたんですが、生まれてはじめて一瞬だけはてブの注目エントリーからリンクされて、それでちょっとだけアクセスが増えて、はてブでコメントもらったりして、ただそれだけなのに何かとんでもないことになってしまったような気がして、超慌てて、エントリー消さなきゃまずいんじゃとか、本当にあたふたしてしまったんです。そのことをそのまま書いたんですね。

 そしたらなんとそのエントリーを読んだ有名ブロガーの小野和俊さんがトラックバックしてくれて、またさらにアクセスやコメントが急激に増えて、えーなんじゃこりゃ!となってしまって、思考停止状態になってしまいました。(そのことは「小野和俊さんからの「やけつくいき」」というエントリーに書きました)

 で、その一日が過ぎて、日に日にアクセスは落ち着いていって「ああ、このままだんだん下がってまた元に戻るんだな」と、ほっとしたような、でもちょっと寂しいような心境になってました。

 ところが、です。

 昨日のアクセス数を見て、慄然としました…


(青い数字がユニークユーザー/赤い数字はPV)

 えーと、ちょっと待って・・・なにコレ・・・

 一瞬の間に、
   ・僕の書いたことに相当頭に来た人がいる
   ・その人がDoS攻撃を仕掛けて来ている
   ・その人は今頃ウチの住所を調べている
   ・逃げなきゃ!!!!
 というところまで頭に浮かびました。ほんと血の気がひいた。

 とりあえず恐る恐るリンク元などを調べてみたら、おととい書いた「40歳にもなってゲームしてるやつってなんなの?」というエントリーに、漫画やCG、ゲームなどの記事を幅広く紹介する人気サイト・ゴルゴ31さんがリンクを貼ってくださっていて、そこからたくさんの人が来てくれたようでした。はぁー怨念じゃなくてほんとよかったよ…。ん、でも、そんじゃ本当に3000人が読んだの!?それはそれでYABEEEEEE

 ということで、しばらくゲームやって現実逃避してました。いやーほんとWorld of Warcraftはおもしろいです。

 で、今さっき戻ってきたわけですが、ずっとツンドラの日陰で地味に暮らしてたのに、なぜか突然太陽がギラギラと照りつけるカリフォルニアのビーチにワープしてしまったような感じです。もう熱いのか寒いのかもわかりません。

 この、目の前に差し出された3000人という数のリアリティはすごいものがあります。僕は仕事でNHK教育テレビのアニメーションなどをつくったりもしているんですが、そのアニメーションは当然かなりたくさんの人の目に触れているはずなんです。でも、それは具体的なイメージにはなってなくて、ほとんどリアリティがなかった。3000人よりもっと多いかもしれないんだけど、体感として身に刺さってはいなかったんですね。ブログのアクセス数の数字は、よくわからなかった水蒸気のもやもやをガッチガチの氷にして、ズッシリと背負わせてくれた感じです。重ッ!!

 この小さいパソコンの画面の向こうには、本当に人間の群れがいるんですね。今までちょっと軽く考えてました。

あのCMのトミー・リー・ジョーンズはなんと!

2008 年 2月 23 日 土曜日

 トミー・リー・ジョーンズが出演しているサントリーの缶コーヒーBOSSのCMがありますよね。あれって、よく見ると不思議だと思いませんか?せっかく海外から大物スターを起用しているのに、扱いも地味で演技はずっと黙ったままです。

 実はこのトミー・リー・ジョーンズ、本物じゃなく完全CGで作られているんです!彼の超精巧なCGモデルは、もともと映画「メン・イン・ブラック」のためにハリウッドで制作されていました。サントリーは以前からずっとトミー・リー・ジョーンズにCMに出演してもらいたかったのですが、予算やスケジュールの関係で折り合わなかったので、内々に交渉をして、CGモデルを使用する権利だけを買い取ったというわけです。

 ただし、この事実は秘密になっていて、ごく一部の人間しか知る者はいません。なぜなら、この事実が明るみに出ると、これからは安いCGモデルを使えばいいや、ということになり、ハリウッドスターたちの仕事が激減してしまう恐れがあるからです。

 ほら、よーく見てみると、肌の質感がCGっぽくありませんか?

 信じるか信じないかは、あなた次第です。