ゲームの仕事

ORBITALというゲームをZEHIプレイしてみてください

2008 年 2月 21 日 木曜日

 4歳の頃にファミコンがウチの座敷に設置されてからというもの、心底ゲームのおもしろさにノックアウトされてしまって、家族に心配されるほどゲームをやりまくってました。ハマりすぎてプレイするだけでは飽き足らず、ゲームをつくりたくてつくりたくて、ノートに自分で考えたグラディウスのステージを描いてニヤニヤしたり、工作用紙で作った桃鉄のパクりのボードゲームを学校に持って行って友達にやらせたりしてた。

 ボードゲームに飽き足らず、小4ぐらいのときにはRPGをつくった。その名は「アテムス」。学校の帰り道に友達4人がドラクエのように一列に並んでぞろぞろ歩き、それぞれが戦士や魔法使いになって、次々に現れる怪しい樹木や謎の昆虫などのモンスターを倒して家まで辿り着くというゲーム。薬草と称して蜜が吸える花を摘んでは舐めてみたり、ひのきのぼうを拾ってみたり、とにかく毎日夢中になって遊んでた。今考えると全然ゲームじゃない。ただの「ロールプレイングである。RPだけでGがない。

 その後も近所のスーパーに置いてあった「大魔界村」に小遣い全部つぎこんだり、ゲームブックを作るのに熱中して授業中もずーっと書いてたり、親のワープロの使い方を覚えて最初に書いたのが紙1枚にびっしりの罫線の迷路だったり、とにかくまあ、親が心配するぐらいゲームやったりつくったりの毎日。

 で、そんなふうに、子供の頃からずっとゲームを作りたいなあと思ってて、でもいろんな成り行きで、(超はしょるけど)気付けば人形とか粘土とかを動かすアニメーションとか、ホームページとかを作ることで生計を立てるようになってました。でも、やっぱりゲームとかインタラクティブなものを作りたいという気持ちはずっと持ち続けてた。

 そんで、つい数年前のこと、なんと超超超幸運なことに、本当にゲーム制作に関わるチャンスがやってきたんです。それまで何度か一緒に仕事をしてた石橋さんから、今つくってるゲーム手伝ってくんない?というお誘いが!もちろん二つ返事でOKしました。本当に嬉しかった。(石橋さん、ありがとうございました!)

 そしてできあがったのが、1年半ほど前に発売されたこのゲーム。

bit Generations [ビットジェネレーションズ] ORBITAL(オービタル)
bit Generations [ビットジェネレーションズ] ORBITAL(オービタル)

 DSが爆発的に売れ始めた頃にゲームボーイアドバンスで発売されたこともあって、知名度はあまり高くない(というか低い…?)んですが、このゲームで僕は全40ステージ中38ステージのデザインと、その他もろもろのゲームデザインをやらせてもらいました。

 発売後プレイされた方の感想をいろんなところで読むと、「万人にはすすめられない」とか「難しすぎる」という意見がかなり多くて反省もしているんですが…自分としては、このゲームは本当におもしろいと思っているんで、もっともっとたくさんの人にプレイして欲しいと思っています。

 アマゾンでも在庫ないし、もう店頭に置いてあるところも少ないかと思いますが…特にファミコン時代からゲームが大好きな僕のような方、お金がかかることなのであまり強くは言えないのですが、というか購入しなくとも知り合いでもし持っている人がいたら借りてでもいいので、機会があればぜZEHIプレイしてみてください。